電車で出会ったギャル達

電車に乗っていた時の話です。

私は鳥取県の出身です。鳥取県と言えば日本一人口の少ない県。東京にいるような派手なファッションの人はほとんど居らず、偏見かもしれませんが無難なファッションの人が多いような県です。

そのような環境で育ったため、高校時代まで、テレビで見る様な所謂「ギャル」と言った女の人に出会うことなく生きてきました。私はテレビで見るギャルに、正直なところ嫌悪感がありました。カラーコンタクトや付け睫毛を当たり前のように取り入れ、原形のないような化粧をしているのに、そんな姿で「可愛い」「綺麗」といった賞賛を受けて何が嬉しいのだろう、と思っていました。しかし、それは本当に田舎民が勝手に想像して創ったギャル像に過ぎなかったと気づかされたのです。

私は高校を卒業したあと、専門に行くために東京に上京しました。渋谷あたりで電車が停まって、扉が開くとかなりの数のギャルが入ってきました。もちろん大抵は高校生とかなので通学などで電車を使っている為、一番遭遇確率が高い乗り物でもあります。一方通い始めたその専門学校で、何とたくさんのギャルの友達ができたのです。

クラスの半分は派手な女の子たちでした。所謂「ギャル」と呼ばれる人たちです。

最初は仲良くなりたくなくて距離を置いていたのですが、そのギャルの子たちが話している内容を聞いて、私はとんでもない偏見を持っていた、と感じさせられました。東京のとは違いますが、鳥取にも同じような女の子はいます。でもその子たちは、男の人にモテようと必死なのです。もちろんエッチが目的でのモテるのはダメです。

しかし、短いスカートばかり履いてみたり胸元の開いた服を着てみたりすると簡単にヤれるのかなと思う男性がちょっと多いです。一緒にいる友達のことをファッションとしてしか見ていないんじゃないかと思うような女の子ばかりでした。

でも、その東京で出会った子たちは全然違いました。男からの票は2番目、といった考えを持っている人が多かったのです。まずはどれだけ自分が可愛くなれるか、ということに一生懸命でした。

いろんなコンプレックスを抱えた女の子たちが、それを克服するためにメイクや服装に力を入れ、あれこれ試行錯誤している様子が見られるのです。私はその子たちに出会って考えが大きく変わりました。

自分の納得できる自分になるために、自分を磨くことに力を惜しまない女の子たちのことだと思うようになりました。

参考:ヤれる子!電車エッチ